天下の奇書『AKB48論』、
もうお読みいただけたでしょうか?
この作品は20年を超える
『ゴーマニズム宣言』シリーズにおいて、
確かに異色ではありますが、
決して異質ではありません!
むしろ原点回帰と言ってもいい作品です!
「ゴーマニズム」とは、
小林よしのりが自らの直感と常識を頼りに
あえて傲慢を貫くということです。
そしていま、よしりんは
いまAKB48を描くことで
現代日本の諸問題が
浮かび上がると直感したのです!
もちろんひたすら楽しく
AKBの魅力についても
描いているけれども、
当然それだけでは収まりません!
とっくに「アイドル」というジャンルは終わった、
「歌謡曲」もCDセールスも終わったと
言われて久しかった時代に、
なぜAKB48 は社会現象にまでなったのか?
言われて久しかった時代に、
なぜAKB48 は社会現象にまでなったのか?
AKBに嵌っている人、
逆にやたらバッシングしたがる人は、
そこに何を見ているのか?
せっかくAKB48と同時代に生きているのに、
それを知らなきゃもったいない!
いま人気のアイドルを通して
社会を論じる本なんて
どーせ「こじつけ」」だろーと
思う人もいるかもしれませんが
この本は違います!
これだけ心底AKB48が好きで、
これだけ鋭く社会批評をしてきた人は
他にはいないのですから!
書店によっては
普段『ゴー宣』が置いてある
社会批評本の棚じゃなく、
アイドル本のコーナーに
積んであったりしますが、
社会批評としても当代屈指!
AKB48のファンならもちろん、
よく知らない人が読んでも楽しめて、
入門書としても最適。
読んだらきっと世界が広がる
幸せな一冊です!